
スマホとかパソコンって、どうやってデータをやりとりしてるんだろう? ぜんぜん違う機械なのに…

いい質問だね。実はね、スマホやパソコンが正しく通信できるのは、『通信プロトコル』という約束ごとがあるからなんだ

プロトコル…?なんか難しそうな言葉…

大丈夫!簡単に言うと“ルール”のことだよ。これからわかりやすく説明するね。
本記事では、通信プロトコルについてわかりやすく解説します!ぜひ最後まで読んでみてください!
- 通信プロトコルについて知りたい方
- 学生にもわかりやすい解説を求めている方
- ITパスポートの勉強をしている方
通信プロトコルとは
通信プロトコルとは、コンピューターがデータをやり取りする際に「どのように送るか」「どうやって受け取るか」を定めたルールです。
たとえば、私たちが手紙を出すときは「正しい住所を書く」「切手を貼る」などのルールを守りますよね。これと同じように、コンピューター間でもルールを守ることで、情報が正しく伝わるのです!
なぜ通信プロトコルが必要か
通信プロトコルが必要な理由は、「ルールがないとやり取りできないから」です。
たとえば、日本人とスペイン人が話すときのことを考えてみましょう。
もし、お互いが自分の母国語で話していたら、意味が分からず会話ができません。
ここで、英語という共通の言語(ルール)を使うことによって、お互いに分かり合えるのです!
コンピュータも同じで「メールを送るときはこの言語」、「ファイルを送るときはこの言語」とルールを決めてやり取りしています!

通信プロトコルの例
通信プロトコルにはさまざまな種類があります。ここでは、特に日常的に利用される代表的なプロトコルについて紹介します。
- HTTP:インターネットでWebページを表示するときに使用
- HTTPS:HTTPに暗号化の仕組みを加えたもので、セキュリティが強化されたもの
- FTP:サーバー間でファイルをアップロードやダウンロードするときに使用
- SMTP:メールを送るためのルール。コンピューター同士でメールをやり取りするときに使用
- POP/IMAP:メールサーバーからメールを受け取り、閲覧するときに使用

まとめ
通信プロトコルとは、コンピューターがデータをやり取りする際に「どのように送るか」「どうやって受け取るか」を定めたルールです。
通信プロトコルは、コンピュータ同士がやり取りするときの非常に重要な仕組みです。
普段意識することは少ないかもしれませんが、このルールのおかげで、私たちはネットワークを使うことができています。

なんか難しそうだと思ってたけど、ちょっと身近に感じられるようになってきた!

いいね。ITの世界って、一つひとつの仕組みを知ると、どんどん面白くなってくるんだよ