【5分で解説シリーズ】総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)とは?具体例や対策もわかりやすく解説!【ITパスポート対策】

5分で解説シリーズ

ブルートフォース攻撃って知ってるかな?

なにそれ?なんだか裏切ってきそうな名前だね!

ブルータスフォース攻撃じゃないよ?!ブルートフォース攻撃は、パスワードを片っ端から試して、無理やり突破しようとする攻撃なんだ。

力技過ぎる!

本記事では、総当たり攻撃についてわかりやすく解説します!ぜひ最後まで読んでみてください!

この記事はこんな方におすすめ
  • 総当たり攻撃について知りたい方
  • 学生にもわかりやすい解説を求めている方
  • ITパスポートの勉強をしている方

総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)とは

総当たり攻撃とは、パスワードや暗証番号を ありとあらゆる組み合わせで試して突破しようとする攻撃方法 のことです。

たとえば、パスワードが「1234」なら、「0000」から「9999」まで、順番に全部試していくイメージです。

この攻撃は英語で「ブルートフォースアタック(Brute Force Attack)」とも呼ばれています。
コンピューターの力を使って、ものすごいスピードで何千回、何万回と試すため、人間では到底かなわないスピードで攻撃されてしまいます。

総当たり攻撃の主な具体例

総当たり攻撃が使われる場面には、次のような例があります。

  • ログイン攻撃
    ウェブサイトのログイン画面で、パスワードを何度も入力して正解を探す。
  • Wi-Fiのパスワード突破
    暗号化されたWi-Fiのパスワードを総当たりで探る。
  • 暗号鍵の解読
    データを守るための鍵(キー)を力づくで見つけ出そうとする。

総当たり攻撃を受けるとどうなるのか

総当たり攻撃によってパスワードが破られると、次のような深刻な被害が出ることがあります。

  • アカウントを乗っ取られる
  • 個人情報やお金が盗まれる
  • 他のサービスも乗っ取られる(同じパスワードを使っていた場合)
  • 会社や学校のシステムに不正にアクセスされる

特に、ひとつのパスワードをいろんなサイトで使い回していると、連鎖的に被害が広がる危険性があります!

総当たり攻撃の対策

総当たり攻撃を防ぐために、次のような対策が有効です。

  • 長くて複雑なパスワードを使う
    文字数を増やし、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせましょう。
  • アカウントにロック機能をつける
    何回か間違えたら一定時間ログインできないようにする。
  • 2段階認証を設定する
    パスワードに加えて、スマホに届くコードを入力するなど、もう一段階の認証を追加する。
  • パスワードマネージャーを使う
    強力なパスワードを自動生成&管理してくれるツールを活用しましょう。

まとめ

総当たり攻撃は、あらゆるパスワードを一つずつ試して突破を狙う非常に単純だけど危険な攻撃です。

特に簡単なパスワードを使っていたり、同じパスワードを使い回していたりすると、あっという間にやられてしまうリスクがあります。

安全にインターネットを利用するために、対策をしっかり行いましょう!

なるほど!総当たり攻撃って怖いけど、ちゃんと対策すれば安心なんだね!

その通り!普段から強いパスワードを使ったり、二段階認証を設定したりして、しっかり自分の情報を守ろうね。

うん!自分でも覚えられないパスワードにするね!

うん!…うん?!

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