【5分で解説シリーズ】ボットウイルスとは？セキュリティ対策までわかりやすく解説！【ITパスポート対策】

本記事では、ボットウイルスについてわかりやすく解説します！ぜひ最後まで読んでみてください！

ボットウイルスとは

ボットウイルスとは、パソコンやスマホに感染して、その機器を外部から操作できるようにしてしまうウイルスのことです。

感染したパソコンなどは「ボット（ロボット）」のように、持ち主が知らないうちに悪いことをさせられてしまいます。

たとえば、「スパムメールを大量に送る」「他のサーバーに攻撃する」といったことが、命令によって自動的に行われます。

どんなことをするのか

ボットウイルスに感染した機器は、次のようなことをさせられる可能性があります。

たとえば：

• スパムメールの送信：大量の迷惑メールを勝手に送る。
• DDoS攻撃：大量のアクセスを一気に送って、特定のサーバーをダウンさせる。
• 情報の盗み出し：キーボードの入力情報を記録して、パスワードやクレジットカード情報を盗む。
• 他のウイルスの拡散：感染した機器から、さらに他の機器にウイルスをばらまく。

こうした行動を、感染者が気づかないうちに行うのが特徴です。

どうやって感染するのか

ボットウイルスは、以下のような方法で感染することがあります。

• 不正なメールの添付ファイルを開く：一見普通のメールに見えても、添付ファイルにウイルスが仕込まれていることがあります。
• 怪しいサイトからのダウンロード：フリーソフトなどに見せかけて、ウイルスを含んでいることがあります。
• OSやソフトの脆弱性（ぜいじゃくせい）を突かれる：セキュリティの弱点をつかれて、勝手にウイルスをインストールされることも。

どうやって対策するのか

ボットウイルスから身を守るためには、次のような対策が大切です。

• ウイルス対策ソフトを使う
  常に最新の状態にしておくことで、感染を防げます。
• メールの添付ファイルやリンクに注意する
  心当たりのないメールは開かず、怪しいリンクはクリックしない。
• OSやアプリを最新に保つ
  脆弱性をなくすために、アップデートはこまめに行いましょう。
• 信頼できるサイトからのみダウンロードする
  無料ソフトでも、提供元をよく確認してから使うように。

まとめ

ボットウイルスは、あなたのパソコンやスマホを「乗っ取って」、悪いことに使うウイルスです。

気づかないうちに加害者になってしまうこともあるので、しっかりと対策をとることが大切です。

日ごろから注意深く行動することで、大切な情報や機器を守ることができます！