【5分で解説シリーズ】2進数とは

5分で解説シリーズ

2進数とは

2進数は、「0」と「1」のみで表現される数字です。コンピュータは2進数で計算しています。

進数とは

進数とは、何の数字で桁上がりするかを決めたルールみたいなものです。

例えば普段使っている数え方は10進数と呼ばれるものです。

10進数は0~9の10個の数字だけを使ってすべての数字を表現します。

また、9の次は繰り上がって10になります。

10進数の数え方
  0
  1
  2
  3
  4
  5
  6
  7
  8
  9
 10 ←繰り上がる

2進数は「0」と「1」の2個の数字だけを使ってすべての数字を表現します。

そのため、1の次は繰り上がって10になります。

2進数の数え方
   0
   1
  10 ←繰り上がる
  11
 100 ←繰り上がる

2進数の10は「ジュウ」じゃなくて「イチゼロ」って読むよ!

2進数と10進数の対応は以下のようになります。

【10進数】【2進数】
00
11
210
311
4100
5101
6110
7111
81000
91001
101010

なぜ2進数が必要か

では、なぜ2進数が必要なのでしょうか。

これはコンピュータが2進数で計算しているためです。

コンピュータが2進数を使用している理由として以下があげられます。

  • エラーが起きにくい
  • 計算がシンプルになる

これらの理由について詳しく書くと長くなるので本記事では、割愛します!

ひとまず2進数が必要な理由は、コンピュータが2進数で計算しているからです!

2進数→10進数の変換方法

私たち人間が見てもわかりやすいように、2進数を10進数に変換する方法をお伝えします。

変換の仕方は簡単で一番右の桁から順に2の0乗、2の1乗・・・と重みづけをしていき、

「2進数の値」と「重み」の積(掛け算)を取っていきます。

最後に各桁を足したものが10進数の値になります。

例として1010(2進数)を10進数に変換してみましょう。

下図のように計算すると、1010(2進数) は 10(10進数)ということがわかりました!

10進数→2進数の変換方法

今度は10進数を2進数に変換してみましょう。

やり方は10進数の値を商が0になるまで2で割っていきます。

最後に、あまりを並べたものが2進数の値になります。

例として、6を2進数に変換してみましょう。

下図のように計算すると、6 は 110(2進数)ということがわかりました!

16進数

2進数だとどうしても桁数が多くなり、私たち人間が読みにくくなってしまいます。

そこで2進数をもう少し凝縮して表現する方法として、16進数があります。

こちらは別の記事で解説予定です!

まとめ

2進数とは、「0」と「1」のみで表現される数字です。コンピュータは2進数で計算しています。

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