【5分で解説シリーズ】バーコードの仕組みをわかりやすく解説!JANコード・QRコードの違いも紹介【ITパスポート対策】

5分で解説シリーズ

バーコードってよく見るけど、どんな仕組みなの?
黒い線しかなくて不思議だなー

確かに、黒い線だけで商品の値段がわかるのってどういう仕組みか気になるよね。
では今回はバーコードについて解説するね!

私たちの身の回りでよく目にする「バーコード」。スーパーやコンビニの商品、チケット、宅配便の伝票など、さまざまな場面で使われています。しかし、バーコードの仕組みや種類について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか?

本記事では、バーコードの基本から仕組みまでわかりやすく解説します!
またJANコード・QRコードとの違いも解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

この記事はこんな方におすすめ
  • バーコード(JANコード・QRコード)について知りたい方
  • 学生にもわかりやすい解説を求めている方
  • ITパスポートの勉強をしている方

バーコードとは

バーコードとは、黒と白の縞模様を使ってデータを表現する技術です。主に商品管理や在庫管理に利用されていて、バーコードリーダー(スキャナー)で読み取ることで、瞬時に情報を読み取ることができます!

スキャナーとは、現実世界のモノを読み取ってコンピュータのデータに変換するものです!

バーコードにはさまざまな種類があり、用途によって使い分けられています。

バーコードの種類

バーコードには大きく分けて2種類あります!

一次元バーコード

一次元バーコードは、横方向のバーとスペースで情報を表現するタイプです!最も一般的な形式で、多くの製品や物流管理で利用されています。

皆さんがお店の商品とかでよく見かけるバーコードは、この種類にはいります。一次元バーコードの中にもいろいろ種類があるのですが、有名なのは「JANコード」とよばれる規格になります!

特徴

  • 構造がシンプル
    情報を黒い線(バー)と白い隙間(スペース)の組み合わせで表現する。
    情報は横方向だけで表す(一次元バーコードの名前の由来)
  • 情報量が少ない
    文字数が制限されていて、通常数桁~数十桁のデータしか格納できない。
  • 汚れやキズに弱い
    一部が汚れていたりすると正しく読み取れない。
  • 読み取りスキャナが比較的安価
    後で解説する二次元バーコードを読み取るスキャナより安く作れる。

二次元バーコード

二次元バーコードは、縦方向にも横方向にも情報を持せたタイプです!そのため、一次元バーコードよりも多くのデータを格納可能です。

二次元バーコードは、最近だと電子決済に搭載されていますね。二次元コードにもいろいろ種類があるのですが、有名なのは「QRコード」と呼ばれる規格になります!

QRコードもバーコードの一種なんだ!

特徴

  • 構造が複雑
    縦と横の両方を使ってデータを表現 するため、構造が複雑。
  • 情報量が多い
    数百〜数千文字のデータを格納可能(一次元バーコードより圧倒的に多い)
    QRコードだと、最大7,089桁の数字を表現可能
  • 誤り訂正機能がある
    一部が汚れたり破損したりしても、誤り訂正(エラー補正)機能 によりデータを復元可能。
  • 読み取りスキャナが高価
    一次元バーコードの読み取りスキャナより高価。

バーコードの仕組み

ここでは一次元バーコード(JANコード)を例にして、バーコードの仕組みを解説します!

JANコードの中にも標準タイプ(13桁タイプ)と短縮タイプ(8桁タイプ)がありますが、今回は標準タイプ(13桁タイプ)で説明します!

標準タイプのJANコードは、バーコードに以下3つの情報が含まれています!

  • GS1事業者コード(10桁,9桁,7桁のいずれか):どの会社や組織か表すコード
  • 商品アイテムコード(2桁,3桁,5桁のいずれか):どの商品か表すコード
  • チェックディジット(1桁):読み取りミスや誤ったバーコードではないかチェックするコード

これら3つのコードをスキャナで読み取り、どの会社(組織)どの商品かを特定して、レジに価格を表示しているわけですね!

どんなところで活用されているの?

  • スーパーやコンビニ
    商品に印刷されたバーコードをレジでスキャンし、価格や在庫を自動で管理。また、ほかのシステムと連携して、売れ筋商品や在庫データをリアルタイムで分析!
  • 物流や宅配便
    商品の入荷・出荷・在庫をバーコードスキャナーで管理。配送業者が荷物に貼られたバーコードをスキャンして、配送状況をリアルタイム更新!
  • 交通チケット管理
    電車やバスのチケットをQRコード化し、スマホでスキャンするだけで改札通過(例:新幹線の「スマートEX」)。航空券のQRコードを空港のゲートでスキャンし、スムーズに搭乗手続きができる!

まとめ

バーコードとは、黒と白の縞模様を使ってデータを表現する技術です。主に商品管理や在庫管理に利用されていて、バーコードリーダー(スキャナー)で読み取ることで、瞬時に情報を読み取ることができます!

バーコードには「一次元バーコード」と「二次元バーコード」と大きく分けて2種類あります!

次にお店の商品やチケットを見たときに、「このバーコードは何の種類かな?」と考えてみると面白いかもしれませんね!

バーコードについて知れたかな?

うん!いろいろ種類があることがわかったよ!
明日お買い物行くときにじっくり見てみるね!

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